LINEモバイルを現在利用している人の中には、楽天モバイルへの乗り換えを検討している人もいるでしょう。
LINEモバイルは新規申込みを終了していますが、既存利用者向けのサービスは継続しています。そのため、現在利用している人が、すぐに乗り換えなければならないわけではありません。
一方、楽天モバイルには、利用したデータ量に応じて料金が変わることや、データ通信を多く使いやすいこと、楽天ポイントとの相性が良いことなどの特徴があります。
この記事では、LINEモバイルと楽天モバイルを、料金、データ容量、通信回線、通話、端末購入などの項目で比較します。
LINEモバイルを使い続けるか、楽天モバイルへ乗り換えるか迷っている人は参考にしてください。
LINEモバイルと楽天モバイルの比較結果
結論からいうと、現在の料金や通信環境に満足している人は、LINEモバイルを使い続ける選択肢があります。
一方、データ通信量が多い人、端末の買い替えを考えている人、楽天ポイントを活用したい人は、楽天モバイルへの乗り換えを検討する価値があります。
主な違いは次のとおりです。
LINEモバイル
・新規申込みは終了している
・既存利用者向けサービスは継続している
・契約中のプランによって料金やデータ容量が異なる
・契約している回線によって通信エリアが異なる
・プランによってLINEなどのデータフリー機能がある
・端末販売は終了している
楽天モバイル
・新規申込みや他社からの乗り換えができる
・データ使用量に応じて料金が変わる
・データ通信量が多い人にも対応しやすい
・Rakuten Linkを利用した国内通話が一部を除き無料
・楽天ポイントを料金の支払いなどに利用できる
・端末販売やeSIMに対応している
どちらが向いているかは、現在の料金、データ使用量、通信環境、通話の使い方によって変わります。
LINEモバイルは新規申込みを終了している
LINEモバイルは、新規申込みを終了しています。
そのため、現在LINEモバイルを利用していない人が、これから新しく契約することはできません。
ただし、新規申込みが終了したからといって、サービスそのものがすぐに終了するという意味ではありません。
既存利用者向けのサービスは継続しており、現在契約している人は引き続き利用できます。
また、利用者の同意なく、自動的にLINEMOなどの別サービスへ切り替わるわけでもありません。
LINEモバイルの新規申込み終了後の注意点については、こちらの記事も参考にしてください。
→「LINEモバイルのデメリット|新規申込み終了後の注意点と乗り換え先を解説」
料金プランの違い
LINEモバイルと楽天モバイルでは、料金の決まり方が異なります。
LINEモバイルの料金
LINEモバイルは、契約しているプランとデータ容量に応じて、毎月の基本料金が決まります。
現在の契約内容によって料金が異なるため、正確な金額はLINEモバイルのマイページや請求明細で確認しましょう。
すでに料金が安く、毎月のデータ容量も足りている場合は、無理に乗り換えても大きな節約にならないことがあります。
また、プランによっては、LINEなどの対象サービスを利用した際に、データ通信量を消費しないデータフリー機能があります。
LINEをよく利用する人にとっては、使い続けるメリットになるでしょう。
楽天モバイルの料金
楽天モバイルのRakuten最強プランは、毎月利用したデータ通信量に応じて料金が変わります。
データ使用量が少ない月は料金を抑えやすく、データ通信を多く使った月にも対応しやすい点が特徴です。
家族割引の適用状況などによって実際の料金は変わるため、申し込み前に公式サイトで確認しましょう。
毎月のデータ使用量にばらつきがある人や、動画視聴、テザリングなどでデータ通信を多く使う人には、楽天モバイルが向いている場合があります。
データ容量の違い
LINEモバイルは、契約しているプランのデータ容量を毎月利用する仕組みです。
現在のデータ容量で十分な人は、そのまま使い続けても問題ないでしょう。
一方で、毎月データ容量を使い切っている人や、追加データを購入している人は、料金プランを見直す余地があります。
楽天モバイルは、利用したデータ量に応じて料金が変わり、国内のデータ通信を多く利用する人にも対応しやすいプランです。
次のような人は、楽天モバイルを検討する価値があります。
・動画をよく見る
・テザリングを利用する
・自宅に固定回線がない
・毎月のデータ使用量が変わる
・データ容量を気にせず使いたい
ただし、通信速度やつながりやすさは、利用する地域や建物内の環境によって変わります。
通信回線とエリアの違い
LINEモバイルと楽天モバイルでは、利用する通信回線が異なります。
LINEモバイルの通信回線
LINEモバイルでは、契約内容に応じて、ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線のいずれかを利用しています。
現在の生活圏で通信に不満がない場合は、LINEモバイルを使い続けるメリットがあります。
特に、自宅、職場、学校、通勤経路などで問題なく使えている場合は、料金だけを理由に急いで乗り換える必要はありません。
楽天モバイルの通信回線
楽天モバイルは、楽天回線とパートナー回線を利用して通信サービスを提供しています。
利用する地域によって、通信速度や建物内でのつながりやすさが変わる可能性があります。
楽天モバイルへ乗り換える場合は、申し込み前に公式サイトのエリアマップを確認しましょう。
また、家族や知人が楽天モバイルを利用している場合は、自宅や職場付近での使用感を聞いておくと参考になります。
通話サービスの違い
電話をよくかける人は、通話料金や通話オプションも確認しましょう。
LINEモバイルの通話
LINEモバイルの通話料金や通話オプションは、契約内容によって異なります。
現在かけ放題などのオプションを利用している場合は、毎月の料金と通話時間を確認しましょう。
LINEアプリ同士の音声通話はデータ通信を利用するため、通常の電話番号への通話とは扱いが異なります。
楽天モバイルの通話
楽天モバイルでは、Rakuten Linkアプリを利用することで、国内通話を無料で利用できます。
ただし、0570から始まるナビダイヤルや一部の特別な電話番号など、無料通話の対象外となる番号があります。
また、Rakuten Linkを使わず、スマホの標準電話アプリから発信した場合は、通話料金がかかることがあります。
通話料を抑えたい場合は、発信時に使用するアプリを確認することが大切です。
端末購入の違い
スマホを買い替えたい人は、端末購入についても比較しましょう。
LINEモバイルでは端末販売が終了しているため、機種変更する場合は、メーカー公式サイト、家電量販店、中古スマホ販売店などから端末を用意する必要があります。
楽天モバイルでは、iPhoneやAndroidスマホなどの端末を販売しています。
回線の申し込みと端末購入をまとめて行いたい人には、楽天モバイルの方が分かりやすい場合があります。
ただし、端末割引やポイント還元には条件があります。
キャンペーンだけで判断せず、端末代金の総額や分割払いの条件も確認しましょう。
中古iPhoneを購入する場合の注意点は、こちらの記事で解説しています。
eSIM対応の違い
楽天モバイルは、対応端末でeSIMを利用できます。
eSIMは、スマホ本体に通信契約の情報を書き込む仕組みで、物理的なSIMカードの到着を待たずに開通できる場合があります。
早く乗り換えたい人や、1台のスマホで複数回線を使いたい人には便利です。
ただし、利用するスマホが楽天モバイルとeSIMの両方に対応している必要があります。
申し込み前に、楽天モバイル公式サイトの対応製品一覧を確認しましょう。
eSIMについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
LINEモバイルを使い続けるメリット
LINEモバイルを使い続ける主なメリットは、現在の契約や使い方を変更しなくてよいことです。
現在の料金、データ容量、通信速度に満足している場合は、乗り換えによって必ずしも便利になるとは限りません。
LINEモバイルを使い続けるメリットとして、次の点があります。
・現在の料金が分かっている
・通信環境に慣れている
・乗り換え手続きが不要
・SIMカードの交換や初期設定が不要
・契約中のデータフリー機能を利用できる場合がある
LINEモバイルをこのまま使い続けるか迷っている方は、こちらの記事も参考にしてください。
→「LINEモバイルは使い続けても大丈夫?新規申込み終了後の注意点を解説」
楽天モバイルへ乗り換えるメリット
楽天モバイルへ乗り換える主なメリットは、データ通信量に応じて料金が変わることです。
データをあまり使わない月は料金を抑えやすく、データ通信を多く使う月にも対応しやすくなっています。
また、楽天モバイルには次のような特徴があります。
・データ通信を多く利用しやすい
・Rakuten Linkで国内通話を抑えられる
・楽天ポイントを活用できる
・端末を購入できる
・eSIMを利用できる
・新規契約やMNPで申し込める
楽天市場や楽天カードなどを利用している人は、ポイントを含めたメリットも確認するとよいでしょう。
楽天モバイルの特徴や注意点については、こちらの記事も参考にしてください。
LINEモバイルを使い続けた方がよい人
次のような人は、LINEモバイルを使い続けてもよいでしょう。
・現在の料金に満足している
・データ容量が足りている
・通信速度やエリアに不満がない
・LINEなどのデータフリー機能を活用している
・端末を買い替える予定がない
・乗り換え手続きをしたくない
スマホ代がすでに安く、通信にも困っていない場合は、無理に乗り換える必要はありません。
楽天モバイルへの乗り換えがおすすめな人
次のような人は、楽天モバイルへの乗り換えを検討する価値があります。
・データ通信を多く使う
・毎月のデータ使用量が変わる
・通話料金を抑えたい
・楽天ポイントを利用している
・スマホを買い替えたい
・eSIMを利用したい
・LINEモバイルの今後に不安を感じている
ただし、楽天モバイルの通信環境が、自宅や職場で問題ないかは事前に確認しましょう。
LINEMOも乗り換え先の候補
LINEモバイルからの乗り換え先としては、楽天モバイルだけでなくLINEMOも候補になります。
LINEMOはソフトバンクのオンライン専用ブランドで、LINEをよく利用する人に向いているサービスです。
楽天モバイルは、データ通信量、通話、楽天ポイントなどを重視する人に向いています。
一方、LINEMOは、ソフトバンク回線やLINEの利用しやすさを重視する人に向いています。
楽天モバイルとLINEMOの比較については、こちらの記事も参考にしてください。
→「楽天モバイル vs LINEMO 比較|どっちがおすすめ?」
LINEモバイルから楽天モバイルへ乗り換える手順
LINEモバイルで使っている電話番号をそのまま楽天モバイルでも使いたい場合は、MNPを利用します。
基本的な流れは次のとおりです。
- LINEモバイルの契約内容を確認する
- 楽天モバイルで使う端末の対応状況を確認する
- 楽天モバイルへMNPで申し込む
- SIMカードまたはeSIMの開通手続きをする
- 通話・データ通信が使えるか確認する
MNPで乗り換える場合は、LINEモバイルを先に自分で解約しないよう注意しましょう。
乗り換え先で開通手続きが完了すると、通常は以前の契約が切り替わります。
MNPの詳しい流れはこちらの記事で解説しています。
乗り換える前に確認すること
LINEモバイルから楽天モバイルへ乗り換える前には、次の項目を確認しましょう。
・現在のLINEモバイルの月額料金
・毎月のデータ使用量
・端末代金の残債
・楽天モバイルの対応端末
・生活圏の通信エリア
・SIMカードとeSIMのどちらを使うか
・通話の利用状況
・キャンペーンの適用条件
・楽天ポイントの利用方法
・MNPの手続き方法
乗り換え前の確認事項については、こちらの記事も参考にしてください。
→「格安SIMに乗り換える前に確認すること|初心者向けに注意点を解説」
よくある質問
LINEモバイルは今後も使い続けられますか?
LINEモバイルは新規申込みを終了していますが、既存利用者向けのサービスは継続しています。
そのため、現在利用している人が、今すぐ必ず乗り換えなければならないわけではありません。
ただし、端末販売が終了していることや、新しいサービスを選べないことなどは確認しておきましょう。
LINEモバイルから楽天モバイルへ電話番号を引き継げますか?
MNPを利用すれば、現在の電話番号を楽天モバイルへ引き継ぐことができます。
先にLINEモバイルを解約せず、楽天モバイルの案内に沿って乗り換え手続きを進めましょう。
楽天モバイルに乗り換えれば必ず安くなりますか?
必ず安くなるとは限りません。
現在のLINEモバイルの料金、データ使用量、通話オプションなどによっては、LINEモバイルを使い続けた方が安い場合もあります。
乗り換える前に、直近数か月の請求額とデータ使用量を確認しましょう。
LINEをよく使う場合はどちらがおすすめですか?
契約中のLINEモバイルでデータフリー機能を利用しており、現在の料金や通信環境に満足している場合は、使い続ける選択肢があります。
楽天モバイルへ乗り換えてもLINEアプリは利用できますが、データ通信の扱いや料金プランはLINEモバイルと異なります。
LINEを重視する場合は、LINEMOも含めて比較しましょう。
まとめ
LINEモバイルは新規申込みを終了していますが、既存利用者向けサービスは継続しています。
現在の料金、データ容量、通信環境に満足している場合は、LINEモバイルを使い続ける選択肢があります。
一方で、次のような人は楽天モバイルへの乗り換えを検討する価値があります。
・データ通信を多く使う
・毎月のデータ使用量が変わる
・通話料金を抑えたい
・楽天ポイントを活用したい
・スマホを買い替えたい
・eSIMを利用したい
どちらがおすすめかは、現在の料金や使い方によって変わります。
乗り換える前に、LINEモバイルの請求額、毎月のデータ使用量、楽天モバイルの通信エリア、端末の対応状況を確認しましょう。
料金プラン、キャンペーン、対応端末、サービス内容は変更される場合があります。申し込み前には、必ず各サービスの公式サイトで最新情報を確認してください。

